アラーム
寝起きがいい。たいてい2秒で目が覚めて、5秒でご飯が食べられる。
ただ、年に数回、起きられない日があって、そんな日のために毎日セットしている『最後の砦アラーム』。今日はそれで起きた。
毎朝、身支度しながら、けたたましいアラーム音を消すのがストレスなのだけど、しておいて本当によかった。
実家にいたときは、母が、私の部屋のドアを開けながら、驚いた声色で私の名前を呼んで起こしてくれた。
あのときの、驚いた声、好きだったな。
オーツ麦
ここ1ヶ月くらい、ビーガンのひとの生活を流すユーチューブなどを見ていて、フルーツや玄米をお腹いっぱい(まさに文字通り、お腹いっぱい)食べることに目を奪われていたのだけど、その中で出てくるオートミールに、興味がある。あまり美味しいものではないらしいけど、はちみつを入れたりして、煮込んだりして、食べてみたい(美味しくなさそう)。
そのなかで、ビーガンのひとがときどき、調理するものに「オーツ麦」を入れていて、なんだかずーっと気になっていたんだけど、なんで気になるのか分からないでいた。
あと5分続けて考えたら答えがでそう!
って思いながら、でも、このいまの、
あと5分続けて考えたら答えがでそう!
という感覚が珍しくて楽しいと思って、答えをださないでいたら。
そしたら、今日、帰り道に疲労困憊で寄ったコンビニエンスストアで、謎が解けた。
それは、脳内変換がどうしても『大紬』になるからだった。
麦って分かってるのに、大つむぎになる。
つむぎっていう響き、かわいいよね。
オーツ麦と、大つむぎは、ぜんぜん違うけど、少し、言葉の雰囲気が似ていて(同じなのだけど)、どちらも好みだなあ。
いやなおんな
小説やドラマで描かれる、いろいろな「いやなおんな」、「いやらしいおんな」、「いけずなおんな」は、当人は自分のことをどう認識してるのかと思う。
もし、そのひと自身が、自分のいやらしさを、めんどくささを、自己満足ぶりを、認識していないのだとすると、私がその「いやなおんな」たり得る。そう考えるととてもこわい。
自分のことばかり話す、価値観を押し付ける、ちゃっかり美味しい汁を吸う、そんなひとは苦手なのに、誰かにとってのわたしがそうだとしたら。
誰かに批判して欲しいと思うのは、こんなとき。
あたまいた
頭痛もちではないけれど、おひるねをしすぎたせいか、頭痛がやまない。
すごい雨で、1日中家にいて、しかも一つの部屋のなかにいた。頭が痛くて読書も進まず、洗濯以外になにもしなかった。
明日は晴れるらしいから、買い出しに行こう。
外で冷えたグラスにはいったビールが飲みたいのだけど、なかなかそれをする機会に恵まれないな。
明日はなにしようかな。
暑すぎないといいな。
カーステレオ
人の車からかかる音楽がすきだし、
ひとの自転車の鍵についているキーホルダーがすきだな。
ひとのなかにいる自分を見たくて、
手を替え品を替え、試してしまう。
■
きちんと取り組むことへの恐怖感
例えば10の工程のあることについて、
きちんと取り組むというのは、1〜10をすべて把握したうえで、順番を考え、段取りを考え、正確に進めていかないといけないということだと感じるのだけど、そのことが怖くて、わたしはざっと見て、雰囲気1〜10を把握し、雰囲気ちいさいものから順に1と10を埋めるような作業をしてしまう。
空白のある状態がこわくて、ろくろく読まずに書いてしまうし、未完の状態がこわくて、適当におしまいまでしたことにしてしまうし、忘れることが怖くて、1つのことが終わる前に次のことを始めてしまう。
そろそろそういう生き方、仕事の仕方を改めないといけないんだけどな。そう思い始めて長いな。
怖がりなんていうのは言い訳で、単に逃げてるだけだと分かる。また明日からも挑戦してみる。
我慢負け
雨の日には乗り合って、車で職場へ行く。
同盟4人、片道100円。
黙ってご機嫌でいることを、
数年前の目標に掲げたのに、
黙ってご機嫌でい、られない。
家を出るときには、
振られた話にしか反応しないでおこうと思っていたのに、1秒の沈黙が耐えられない。
毎朝、通勤途中に立ってる酒屋のおじさんが、会釈してきてこわいという、くだらない話をしてしまった。
会釈返してるひと1、
会釈されないひと1、
知らないひと1。