ビジネスホテルのベッドは昇降する

たくさんビール飲んだのに、

あまり酔わなかった。

こういうのはいいお酒だったと思える。

奥の席に通してもらうことも、

注文してもらうことも、

肩を貸してもらうことも、

嬉しくおもう浅ましいじぶんだな。

 

学生時代の親しい人との食事は、

なんというか「おとなこどもの会」だった。

想像よりも。

 

爪が厚いとか、老けないとか、

そんな物言いではなく、

綺麗になったと言ってほしかったなあ。

まあ綺麗になってないのだろうな。

自分に甘く人に厳しいのは相変わらずで、

笑う。

 

手を触れても全く心は踊らない。

 

恋愛は思い込みだと、身を投じることだと、

飲まれることだと、腹立ち紛れにおもう。

意味なんてない、と思って涙が出るのはなんでだろう。

好きだった。

手をつなぐことも、肩に触れることも、

腕を組むことも、目を合わせて笑うことも、

夢だったみたい。

場所のせいか、

体の巡りのせいか、

ここ数日は少し不安定。

怒りと悲しみのふりこを見つめる。

 

新しい人は、

誠実な、順当な、真っ当な人で、

好ましいな。

可愛らしいとか、愛しいとか、そういう変化が外からやってくるのか、窓の外を見つめている気持ち。

早くペース上がればいいのにと思う。

 

なんだったかな。

鳥の卵の内側と外側のはなし。

唇でつつく、外側のはなし。

 

 

 

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念願のホットケーキ

喫煙でも悪くなかった

 

デートというもの

かしこくしてて

老けない顔立ち

ドイツ製の腕時計

 

手を繋ぎたい