「何をしたっていい」と、人にはそう言える。

どうしても生活リズムが狂って目の下がどす黒くなってしまうけれど、たまの暮らしは悪くない。気兼ねなくクーラーをかけながら、でもオフタイマーはかけて、眠りについたりする。

エスト部分がゴムで調節できる、ハリの強めの生地でできたスカートを、母に履かせてみて、よく似合うと伝える。オシャレを楽しみたい母に、タガを外して楽しんでほしい。「何をしたっていい」と、人にはそう言える。私の体では、間延びしてしまうんだよな、あの形は。

また秋に挑戦するつもりはある。

好きな場所を選んでそこに身を置くこと、仕事も生活も。それがなんとも難しく、でも実現したいことだなあと思う。必要に迫られた関係から必要に迫られはしない関係へと、進んでいくのが自然でいいように思うけれど、どうだろう。物欲しげなのは嫌だったり、ほどほどにできない自分の弱さだったり、ナンセンスな区別や縄張り意識だったり、取り払いたいものにフォーカスしてしまう。ただ単に、受け答えだけをしながら、楽しい気持ちがあったら笑い、答えが上がってくるまで黙り、静かに物を食べたり、お風呂に入って頭を乾かしたり、眠って目を覚ましたり、したい。自分のこと言動を、反芻するの、疲れてしまうね。

母とのエスニック料理と甘味はとても良くて、念願が叶った。でもまだほかの念願もそこにはあって、また叶えることができそう。

触れたり、じろじろ見つめたり、怒ったり、押し付けたり、家に来たり、しない母。思うたびに涙がでる感情の種類を、分かりたい。感謝で良いのかな。

 

明日、また一仕事をして、帰る。たくさん話をしたから、話したことはみんな過去になった気分。葬ったという感じ。

 

メモ。