明日から早起きを開始する。

そろそろ仕事の影が見え始めた感じ。天気も良く、気候も良くて、最高の気持ち。

明日も大物を洗濯しよう。早起きを開始する。

 

4時におふとんに滑り込み、そのままあっという間に眠りについた。いつも寝入りの悪い私にとっては、この感覚が麻薬に近い気がする。体が解け、あたたかくやわらかくなるのは、快感。みんな、こんな風に毎晩入眠しているのか。何度か目が覚めた気がするが、12時におふとんを出て、カーテンと窓を2つとも開ける。なんという素晴らしいお天気だ、と思うと同時に、こういうときは、Howから始まる文法を使うんだろうなあと思う。月が綺麗とか、気持ちいい気候とか、そういうことを日本語でいうと、むずがゆくなりがち。

遅まきながら、枕元用のタオルを洗濯機に入れて、スピーディーモードでオンする。このスピーディーモードも、今の一人暮らしで学んだことの一つだ。これなら朝、出勤前に洗濯ができる。すごい知恵を教えてもらったものだと思う。

今日はバナナ一本と、パンとチーズ。バナナ二本にするか迷って、明日の朝も楽しめるという理由から、一本にした。明日の朝が楽しみだから、素晴らしい戦略だった。ここでコーヒーをいれる気持ちになりたいな。コーヒーは飲まず、牛乳を飲んだ。

予定は特にないけど、お化粧をスピーディーに済ませて、髪の毛も簡単に巻いて一つにまとめた。

コーヒーを飲みながら本を読もうと、本を携えて、とりあえずお出かけ。散歩コースの海岸通りを行く。観光客でごった返しているわけでもないけれど、心なしか学生がウロウロしているなあと分析していたら、海岸にものすごい量の鯉のぼりがはためいていた。

なにかニュースで見たけれど、出番のなくなった鯉のぼりを集めて、まとめて掲げて壮観を生み出すひとたちがいるみたい。きっとこれもそんな感じなんだろう。鯉の親子が、ざっと300家族くらいはいたのではないか。たくさんの鯉がはためいているのも壮観だったけれど、そのロープを引っ張っているのが、工事現場の重機だったのが、とても良かった。すぐそばでしている工事で活躍している重機が、今日のイベントで一肌脱いでくれた模様。いつもは怖い顔をしてるのに、肩車してくれたおじさん、みたいな像が、頭に浮かんだ。このことを、休み明け、向かいの席の人に伝えたいとも思った。家族にも写真を送る。そういうイベントの場に一人でいることは寂しくないけれど、それを伝える相手は欲しいものだな。それが、自分にとって大切な人だな。

ゴールデンリトリバーの子犬を散歩する女の人に出会い、触らせてもらった。賢そうな、やんちゃな子犬ちゃんだった。飼い主は、いいですけど、歯が尖っていて痛いですよ、と少し疲れているような困っているような表情だった。きっと、少し、難儀しているんだろう。そのうち、やんちゃは過ぎて、賢いわんちゃんになる。

 

その後、汗ばみながら、休みで混雑気味の喫茶店へ行き、アイスコーヒーとプリンと読書。隣に座る女性2名の話をやや聞き過ぎてしまった。相槌の打ち方や、話の広げ方、回収の仕方などについて考えたり、婚活市場に想いを馳せたりした。

 

その後、少し勢いづけてお店をはしごして、念願の昼ビールも。店内が暗かったし、気軽な読書にしたかったので、iPhone内のkindleに入っている津村記久子を読んでいたのだけど、最高にクスクスしてしまった。浮遊霊ブラジルの地獄の話、可笑しいよね。楽しく飲み、楽しく読んだ。気付けば常連さんたちが多く、少し気恥ずかしい気持ちになったけど、知らないふりをして退店。退店については、いい退店の仕方だったと評価したい。

 

いい風に吹かれながら帰宅して、休憩ののち、サラダとお味噌汁の夕飯。ヘルシーだな。それでも平気でお菓子が食べたくなったらしなかったのは、ビールでお腹ができていたせいか。

 

お風呂では頭を3回洗った。

明日は早起きを開始する。