20191111

夜を越えて朝。自分の気持ち、特に信頼や愛情、安心について、全く不思議なものだなと思う。自分の固い殻は、すごく絶妙な温度設定で、固くなったり柔らかくなったりするようだなと、再確認する。なんにしろ根拠のないものなんだけど、構築に時間がかかる。かたや、ひとつの諾否が指標となるひともいて、そのズレは確認しないと平行線以上に広がっていく気がする。拾ってきた猫が、すぐに馴染んで慕うこともあれば、長くトライアンドエラーしながら距離をつめていくこともあるなあと、想像する。

 

夜の残りの空気のなかで、朝の光に照らされて消滅してしまいそう。

ふたりだけのことではなくて、全てに関係のあることだから、にのあしさんのあしをふむ。

 

あとからついてくるものもあると思っているけれど、そうやって始めたものは、今までことごとく失速してしまったから。

かといって、拾った猫を根気よく育ててくれなんて、失礼なはなしだ。

 

好きだとか、嬉しいだとか、金曜日も土曜日も、ぜんぶまやかしだと思っている。