海の雰囲気のする白いTシャツを買う

自分の気持ちが全くコントロールできないな。前々から思っていたけど、本当に全くそうだな。特に、人間関係においてなにも我慢が出来ないから、会える人には会いたいし、伝えられることは伝えたいし、話せる限り話したいし、求められたら応えたいし、いじましい感じがして自己嫌悪になるな。良い効果を生むときもあるんだろうけれど、忍耐力とか制御力とか、身につけておいた方がいい気がする。

大好きな飼い主に、当たり前のようにくっついていって、気持ちいいところを撫でてもらって、うっとりする猫や犬の映像をみると、心から心から、あれが理想だと感じる。ああなれる人のそばに行けるように、切り拓いていくことが、私の行動指針だな。好きな人を、好きな人のいそうなところを、楽しい嬉しいところを、探していく。

 

今日いつものカフェで長居をして、書きものなどをする。久しぶりにそういう時間がとれて落ち着いた。第一次のピークが過ぎて、お客さんが私だけになったとき、カフェのおねーさんと話すことができて、嬉しかったな。知らないことだらけなんだけど、すごく安心するからお店もおねーさんも大好き。好きですって、言いたくなってしまうし、ここを去るときにはきちんと言おう。

ラジオの話も良かったな。ラジオは友達なんだという。分かる気がして、分かりますって言ったけど、私が分かるかどうかは関係ないよなって、強く思う。どんな相槌うつのが気持ちに沿うのだろう。誠実になりたい。

おねーさんのお兄さんの話もとても素敵で、感嘆のため息がでたや。あのとき、私は兄を身内だからついけなしてしまうって言ったけど、落ち着いて考えると、私も兄のことは基本的には褒めるだろうなと思う。物知りで、話を気持ちよく聞いてくれる人だと言うだろうな。声がでかくて、社会性がなくて、変わってるけれど、とも付け加えるけども。

脚色なく話をすることを、練習しよう。調子よく生きてきてしまって、よくない癖がある。

 

そのあと行ったそのお兄さんの服屋さんでは、なにか買いたいという気持ちで、丹念にお店を5周くらいして(大袈裟ではなく)、海の雰囲気のする白いTシャツを買う。質が良さそうだから、さらっと着たい。これから、服のテイストが変わるかもしれない。

 

行き止まりになって溺れてしまいそうな生活の、リズムを整えてくれたお店やったと思っていて、すごく感謝している。何回行ったか分からない。恥ずかしげもなく、まだまだ通いたい。

 

散歩したり、お弁当用の卵を買ったり、水回りの掃除をしたりして、夜の時間を過ごす。

車の不安を押しやったり、ここでの暮らしのエピローグを始めたり、反省したり、夢見たり、会いたい人のことや、まだ見ぬ人のことや、近く会う人のことや、そんなことを考えているところ。