20191012

穏やかさが半分、ブランク感が半分。

爪を切って気分がいい。台風も過ぎ去って、明日クルマを見てみよう。なにかぶつかっていないといいけど。

ジンバックをおかわりしようとしたら、それは失礼だと。そうなのか。なにかショートカクテルを飲みなよ、と言われて、シェイクしてもらうものを作ってもらう。よく冷えた透明な液体、後味がアルミを舌にのせたときのようだった。これを僕は3口で飲むという人、私は?と聞けば、君は10口くらいで飲めばいいよという人。そういうふうに質問することが甘くて好きだなと思う。

うまく振る舞えなかったと思って泣いてしまうのは、心のあり方に無理があるからだろうな。

お酒の名前を忘れてしまった。その名前を聞いたときに思い出した村上春樹。危険なものを試してみたいはなしや、アンダーグラウンドのはなし、来年4月には確実にいなくなる存在のはなし、サーフィンの「テイクオフ」。

乾杯を忘れてしまうほど平生ではなかったな。

 

私に踏み込むべきではないはなし、ゴール設定はこうあるべきなんだという人に、それはあなたに言われたくないと私。プライドが傷つけられたくないんでしょう?とあなた。目を見ながら話すはなしはよかった。身も蓋もないことにものすごくハラハラしたけれど、仕方がないんだと観念した思い。

特別なんだと再認識したというから、それは良きか悪きかと思うけれど、こういう絶妙な関係ではなしをできるのはすごいことだなとは思う。素直で、育ちがよくて、知識がないとつまらないんだという。もっと個人的にほめてよ。人のことに興味なさすぎるだろう。

常に、私の自尊心が保てない問題があって、それを保つことが大きな課題になる。君のお昼休みに送ったメールに返信がなかったとき、そういうところがお子ちゃまだと。

問題の本質は伝わらなくてもいいけれど、私が、心身ともに委ねてしまって悲しくなることは変えられないから、とにかく、できることをするしかない。

あなたの人生に踏み込まない、追うべきでない、口出ししない、そういうこと。ただ、会っているときは悲しいことはしないよと。そりゃそうだろう。それって意味をなさない関係でさみしく思う。でも、それは学んだところによると、依存症の離脱症状のようなものだから、過ぎれば大丈夫。

さみしくなっていることも、物足りないことも想像がつくと言われて、ならばと悔しいし、身も蓋もないことで悲しいけれど、だからといって、なりふり構わず追いたいかと言われたら、全然そんなこともなくて、単に、うまくできないだけ。

 

人に興味のもてない人は、私にとって無用の人でしょう。

 

メールを消す以上のこと、なにをするの?と言われて、多分なにもしないでしょうという。事を荒らげることは、あなたとの間になにも生まなくて、それ自体にものすごいさみしさがある。

単に友として山に登るとかがいいんじゃない?と言われて、それはそうだろうなと思う。ただ、本当にそれがうまくできるかはわからない。

あなたがいなくなってしまうときは、少なからず切ないんだろうなという。せめてそうであってほしいよ。

自分が主語のはなしには興味がない。

 

あなたの耳を噛んだ人は、最近いるの?と言われて、笑ってしまう。

短く切り揃えた爪でマッサージをして、昨日ひさしぶりに大きな波にのったよ、と同じことをいう。

眠らない人は、雨レーダーの画面を見せてくれる。