ねー本当にありがとう。どうしてもこうなってしまうのは、こういう気持ちになってしまうのは、昔と同じ部分があるんだろうか?昔より良くなっている気がしているんだけどな。

焼き牡蠣、カンパチのお刺身、カンパチのカマのあら煮、鰻の白焼き、焼き白子、ウニの巻いたの、赤貝の握り。

身体が驚いていると思う、かなり。

ウニ、巻いてくれる?っていうの、よかったな。

前もそうだったし、あとで話もしたけれど、これ食べなよって言われて食べる形をとらせてくれる大人の人が、好きだった。魚を手でほぐしてくれて、うわーと言いながら、示してくれるのが、私にとってたまらなくて、本当にくだらないなと思うのだけど。

お酒を、私の気まぐれで注がせてくれるのも、手酌してるのを見るのも、ふふふって嬉しくなってしまう。

別れがたくて、酔い覚ましに歩きながら、飲んでけば?と言ってもらって、お店に入れてもらう。椅子に座ってしきりに煙を出しながら、なにがどうか、どこが不足か、なにがポイントか、そんな話をして、少し話しすぎてしまったかな。けれど、他に人がいなくて、すごくリラックスして話せて嬉しくなる。

貴方は本当に顔が変わるよね、と、また言ってもらうけど、鏡に映る顔は本当にちがうくて、朗らかな優しそうな顔になっていた。

会った直後と、お酒を飲んだあとと、二人で遊ぶ時は、少しずつ違うみたいだし、たしかに艶は加わっていきそう。

最後、カウンターに座るひとに、どこかくっつきたくてたまらなくなってしまう。

ビール飲んでけば?と誘ってもらったのに、もういらないでしょう?と、お水を出してくれたあと、コーヒーを淹れてくれて、幸せになる。

21時になっても人は来ず、ただ、そこから帰るのはダサいから、さようならにする。

メールでお礼を言い、やまない。